1日目(28日)
** この日の観光コース **
(テオドシウスの城壁〜)トプカプ宮殿〜ブルーモスク
午後空港に到着。空港には、トルコ人ガイドさんがお出迎え。
うちの家族3人プラス、男性一人の計4人のツアーとなっていました。
機内食を散々食べた後だというのに、まっすぐトプカプ宮殿に向かい、その中のレストランで昼食。
少々食傷気味(苦笑)でしたが、メインの観光スポットが押さえられるところはツアーのありがたいところですね!
☆ 城壁・・・イエディクレ (Yedikule) 付近?? ☆ 空港から海沿いの道を市街に向って走っていくと見えてきた城壁。3重の強固なつくりの 、ビサンチン時代・テオドシウスの城壁(とおもわれる) の、マルマラ海側の端です。ここがイエディクレかどうかは、ちょっと不明なんですが、地図をみると、このあたりとおもわれます(いい加減な・・・)ただ、ガイドブックの写真とは少々違うようでもあり・・・??? ☆ トプカプ宮殿(Topkapi Sarayi) ☆ トプ=大砲、カプ=門、という意味で、あわせて大砲の門という合成語。ボスフォラス海峡、金角湾、マルマラ海を一望できる、旧市街の岬の先にある宮殿です。宮殿を囲む海側の城壁はビサンチン時代のもので、陸側の城壁はトルコ人によって建設されたもののようです。
こちらは2番目の門で、 表敬の門(バービュスセラーム) 。門はメフメット2世時代(1542年)のものですが、両側の八角の塔は、スレイマン1世によって増築されたものだそうです。ご覧のように・・・門の中も豪華ですが、これもその後の改築によるもののようです。ちなみに、ここを馬に乗ったまま通れたのは、スルタンだけだそうです。つまり、各国要人、宰相、政府高官、全てここから先は徒歩。
まずこれはアジア側。このず〜〜〜っと右側の果てには、トロイがあるはず・・・・・・
左側に視線を移していくと、遠くにボスフォラス海峡、そして(写真では分かりにくいですが)第一ボスフォラス大橋がみえます。一方、崖の下には城壁が。この城壁は、ビサンチン時代のもののようです。
食事のあとは、宮殿の裏手のほうからぐるっと回っていきます。(第四内庭のようです)すると、敷地内に面白い実のなる木がありました。とちの木、らしいですが・・・トルコ人の日本語なので、正しいかどうかは不明(笑)。
これは、 東屋(キョシュキュ) です。KIOSKの語源だとか??最初は皇帝の休息用でしたが、後に賓客用の部屋として利用されたそうです。この前には“チューリップ庭園”があります。チューリップはトルコ原産で、国の花か、それに近い位置づけらしいです。
そしてさらに歩いていくと、 イフタールのポーチ と呼ばれるバルコニーに出ます。断食(ラマダン)のとき、スルタンは日没後の最初の食事をここでとったそうです。 そして反対側には 噴水泉 が。噴水は出ていませんでしたが・・・
このあたりは、皇子の“ 割礼の間 ”。イズニックタイルがとっても美しいのです♪
でも、建物は、ヴェルサイユのように大きな宮殿があるような感じというよりは、たくさんの建物の集合体のようです。なもんで・・・建物の中に入ったかと思ったら、いつの間にか第三の内庭に出てました(笑)。
長くなってしまいましたが、これにてトプカプ宮殿見学はおしまいです。
ブルーモスクまで歩いていく途中にあったお土産や。やっぱりヨーロッパなんかとはちょっと違い、オリエンタルな雰囲気が・・・♪ ターバン風の帽子はちょっと欲しかったかも〜
☆ ブルーモスク(Blue Mosque(Sultanahmet Camii)) ☆ 正式名称は、 スルタンアフメットジャミィ 。ジャミイ、というのはモスク をあらわしているようです。この建物の中のイズニックタイルのブルーの美しさから、ブルーモスク、と呼ばれるようになったそうです。もう一つの大きな特徴は、 ミナレット と呼ばれる尖塔の数。全部で6本ありますが、これは世界中のモスクの中の最多なのだそうです。 もともとミナレットは、教徒にお祈りの時間を知らせるのが目的でしたが、次第に高さや本数、デザインなどが競われるようになったようです。 天気、時刻により結構雰囲気が変わります。下左が1日目の夕方、右は二日目の朝、雨上がり。 ちなみに、アヤソフィアは、このブルーモスクと向かい合うように建っています。大きさはこちらの勝ち!
そして、これがドームの天井。こちらもタイル。このように堂内の装飾に用いられているタイルは2万1千枚、57種類あるのだそうです。中心はアラビア文字のデザイン化されたもの。
正面をナナメからみたところ。下のほうの白っぽい扉のようなものは、先ほども写っているミフラブ。その右隣に階段がみえます。これは ミンベル (ミンバル)というもので、金曜日や祭日に、カリフ(導師)が説教をする台です。
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2008.08.23