おまけ その2

~ホテル~

ナポリで泊まったホテルは、「サン・フランチェスコ・アル・モンテ」
古い修道院をホテルに改修しているのだそうで、よく見ると、建物のいたるところに、その面影が感じられます。
そういう意味では、ちょっと特別な感じがします。
ですので・・・せっかくですから、ここで紹介しておきたいと思います。



☆ ホテル サン・フランチェスコ・アル・モンテ(San Francesco al Monte) ☆



 ヴォメロの丘の中腹あたり?と思うのですが・・・とにかく、丘の中腹に建つ、眺めの良いホテルです。
この写真の、一番上、屋上?のさらに上にやぐらみたいなものが見えますが、これはエレベータ。ちゃんと1階からつながっているのですが、途中からなぜか、ガラス張りに!で。そのガラス張りの横に、あとに付け足されたかのような部分がありますが、最終日に泊まったのは、たぶんあの一番端っこの部屋。 そして、付け足し部分(?)の手前には鉢植えの木が見えてますが、あそこにホテルのリストランテがあります。

 初日は、到着が夜中の12時を回り・・・疲労困憊だったところへ、古い建物、古い感じの部屋で、正直ちょっぴり気が滅入りました。 しかも、両親の部屋は電気がつかない!(笑)で大騒ぎ。 結局、両親は、やたらと広い部屋(ジュニアスイートくらいじゃないかしらん・・・)に移りました。でも、せっかくの広い部屋でしたが、お風呂に入るとなぜか水が部屋に流れてきたらしく・・・ う~ん、設備の整備状況はイマイチ。ちゃんとジャグジーだから、結構新しい設備だとは思うのですが・・・・・・。  一方、私たちは2階のふつうの部屋でした。
 最終日のほうは、私たちは最上階の窓が二つある解放感のある部屋で、とっても素敵でした。・・・が。今度は、この私たちの部屋が水漏れ(笑)。ほんと、なぜか・・・バスを使うと、部屋に水が流れてくるんですよ!!!
 ・・・とまあ。綺麗で新しく整備が行き届いたカプリ島のホテルとは大違い!・・・な感じのホテルでしたが、「まあ、これもナポリらしい?」なんて思ったら、結構楽しめました(笑)。  結構興味深い造りも多いので、ここで紹介しま~す!
  
 こちらはホテルの入り口、そしてレセプション。フレスコ画は修道院時代の名残かなあ、なんて思ってみたり。夜中に着いたときは薄暗くて気味が悪かったのですが、昼間はこんなに鮮やかで明るく素敵なんです! ・・・いえ。暗い暗いと思ったのは、ほんと、疲れもあると思うんですよ!!

   

 建物の中の廊下。修道院といわれれば、それっぽい感じです・・・。

    

 こちらは、ホテルのリストランテ。 朝食もここでいただきました。 解放感があって、気持ちの良いテラスです。ヴェスヴィオ山やカプリ島も見えますし。 海の目の前、というわけではないですが、海鳥らしきものもやってきます。 

    

 エレベータのどこかの階で、客室がある廊下の反対側?もドアが開くようになっており、その先に階段がありました。 これ・・・なんだか、秘密の場所への道、みたいな感じでした。 もっと時間があったら、ホテル内探検、とか楽しそうです! 
 一方、右の写真は客室入り口の扉。この重厚なつくりは、いかにも修道院、って感じがしませんか?? 最終日に泊まった部屋は、こういう一番奥まったところだったのです。 結構アタリだったかも♪

    

 こちらは、グランドフロア(日本的1階)のロビー的な場所。建物の中なんですが、ちょっと中庭風で素敵です♪ ほかにも、趣のあるつくりが随所に。

    


 最後は、部屋の窓からの風景です。 上の写真、ソレント半島とカプリ島を望んだ写真です。 右下に見えるのは、リストランテの屋根です。 下の写真は、湾と反対側の山のほう。確か、この山の上にも史跡、見どころはあったと思うのですが、今回はそこまでは網羅できませんでしたね。
 こんな感じで街全体を眺めると・・・壁の色が赤いものと黄色いものが多いということがわかります。 半日観光の際のガイドさんによると、この赤と黄が、ナポリの街の色なのだそうです。赤は、いわゆる「ポンペイの赤」、黄色は、「聖ジェンナーロの黄」。ナポリの旗も、赤と黄色なんだそうです。







 これにて。本当に、今回の旅の記録は終了です。 ここまでお付き合いいただきました皆様、本当にありがとうございました。 


2012.7.4

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