ヘタリアキャラを描いてみた・・・(でも主役がいない、笑)





 だから〜・・・まだ、昨年の旅行のまとめも完成していないというのに、何やってるんだ、と(笑)。 ・・・でも。なんか、無性に絵が描きたくなってしまったのですよ!

 え〜・・・一応。ヘタリアをご存じない方もいらっしゃるとおもうので、キャラを紹介します。ここで並んでいるのは左から、アメリカ、日本、イギリス、フランス・・・となっています。
・・・ですので。実は、このお話の主役『ヘタリア』ことイタリア(イタリア・ヴェネチアーノ)くんはいないんです〜! 描いていません・・・(笑)。 
ちなみにヘタリアでは、各キャラは、“国”が擬人化されています。実際のストーリーなどなどについては、ネットで検索してみてくださいませ!
 服装をどうしようかとは悩んだんですけど、結局、皆さんのデフォルトの軍服で統一しました。おそらく、WW2の頃の各国の軍服が元になっているのでは、と思われます。調べた訳ではないですが・・・。日本の白の詰襟は大好きですね〜。なんだか清清しくて凛々しいですので。・・・フランス兄さんの軍服はド派手だったため、敵から見つかりやすく狙い打ちされたとか。一方英米の服は、フランスに「ダサい」とこき下ろされてました(笑)が、やっぱりこちらのほうが実用的っぽいですかね! 

 正式なタイトルが、『Axis Powers ヘタリア』なので、そもそもは日本はドイツやイタリアと並べるとかのほうがしっくりくるはずなんですけど・・・今回は、私の「描きたい」キャラを並べたので、脈絡のない組み合わせです。まあ、日米(開国、その他・・・)とか、日英(日英同盟)とか1対1の組み合わせとしては結構ありますけどね。(⇒と思ったら、イギリスのキャラソンCDに入っているミニドラマの出演はこの4名でした♪) 今回は、日英が描きたかったのと、キャラの描き分けが楽しそうだったので米仏をちょっと描いてみようかとおもって、この組み合わせとなりました。・・・私の絵では分かりにくいですが、原作では彼らの眼の描き方は全部違うのです。スペイン親分とかイタリア・ヴェネチアーノとかは、系統としてはアメリカと同じ・・・かな。ロマーノはどっちかっていうと、イギリスと似てるような。・・・あと、原作の絵だと色使いも結構好きなんですよね。金髪が微妙な色合いで、陰影にピンク色が使われていたりして。眼の色もいろいろあって・・・。画集に色の塗り方とか出ていたんですけど、実際真似しようとしてもそんなに上手くはいきません!

 絵について補足言い訳。・・・今回も、“模写”ではありません!私的・ヘタリアキャラということでご了承ください。 あと。ほんとにいつも“手”を描くのが辛くて・・・今回も何だかヘンですけど、これで精一杯。基本的には、できるだけ手は描きたくないです・・・ので、ほとんどのキャラは、不自然に手が切れています(笑)。
 背景は、2009年にカプリ島で撮った、ナポリ湾の風景です。原作者の方も、結構写真を背景に使われているので、この手法は積極的に利用させてもらおうと(笑)。このキャラ組み合わせで、この背景の理由は聞かないでください!・・・決めた理由は色合いだけですから・・・(笑)。 それから・・・いつものように未練ったらしい各キャラのアップは、このページの最後に。




今のところ、ヘタリアのページを今後それほど作るとは思えないので、ここでついでにヘタリアについてちょっと語って?おきます。

1.キャラクター
 作品中のキャラは、みんなそれぞれに魅力的です。“キライ”なキャラは一人もいません♪・・・なので、作品だけ見てると、「嫌いな国」なんてなくなります(笑)。 まあ、過去の争いエピソードなんて見ても・・・どの国もそれぞれ事情があり、必死で国益を守ろうとしているんですよね。それがとっても愛らしい言動になっているので、何だか憎めないです(笑)。 (モチロン、現実の世界ではこうは行きません!)
 特にその中で私の好きなキャラは、1:イギリス(Britainですよん♪)、2:日本、3:スペイン親分、・・・と来るので、まあ正直に言いますと主役のイタリア・ヴェネチアーノくんはほとんど眼中にありません(笑)。米仏は、キャラ単体として好きというよりは、イギリスとの絡みが好きなんです。同じ理由で、イタリア・ロマーノくんはスペイン親分との絡みが好き。ロマーノは見た目もヴェネチアーノより好みです(笑)。

 各国の黎明期?は、子供として表現されてます。ほんとに素直な感じのアメリカ、ちょっとひねくれっ子なイギリス、どっちもかわいいです♪

2.アニメと原作
 ほんと、アニメは原作に台詞や展開が忠実で、見てて安心感があります。しかも、原作より絵が綺麗(笑)なので見やすい!! まあ・・ただ。原作キャラの微妙な色気、みたいなものは、さすがになかなか表現できませんかね〜! 特に日本は、原作キャラの凛々しさ・優雅さのほうはある程度表現されているのですが、ころんとしたかわいい感じの部分は残念ながら出てないような・・・。声が二枚目過ぎるってのもあるかもしれませんね〜。(でも色っぽくていいんですけどね♪) 一方、アニメでのお気に入りは、イギリスのうなじ?(笑)。なんだかかっこいいというか、かわいらしいというか・・・???イギリスの声優さんも、なかなかよいです。ちょっと悪ぶったような、鼻にかかったような声なんですが、色気あると思います。特に歌がいいわ〜♪

3.お気に入りエピソード
 やはり、お気に入りキャラの出てくる話は好きですが。英米、日英、スペイン&ロマーノの絡みが特にお気に入りです。
1)英米
 アメリカの独立関係の話がいくつかあるんですが・・・いずれもちょっとほろ苦かったりして(必ずしも歴史ネタだけではありません)。でも、そのほろ苦さが好きです・・・。子供の頃のアメリカをかわいがりまくるイギリス、それにもかかわらず、結局はアメリカは独立。その後、独立記念日が近づくと(昔を思い出して)体調が悪くなるイギリス・・・ま、主なストーリーはそんな感じですかね。独立までのアメリカは大好きです(笑)。子供の頃なんて、もうめちゃめちゃかわいいですし。(・・・独立しちゃった後のアメリカはもう、ヒーロー・アメリカ〜(笑)ってなかんじなので、私的にはあまりそそられません(笑)。
 中でも、『アメリカの倉庫掃除』は、切なくて大好きなエピソードの一つです。・・・アニメでもその雰囲気を美しく再現しています。前半は、イギリスのお兄ちゃんっぷり炸裂の微笑ましいエピソード、そしてそれに続く独立戦争、という展開です。・・・銃を構えて向き合うアメリカとイギリス。若くてただ必死という表情のアメリカ、対するイギリスの苦悩の表情がいいんです・・・。イギリスの切なさが伝わってきます。

2)日英
 友達のいない
日本とイギリスが同盟を結ぶまでのいきさつ、とか・・・同盟した後のイギリスの日本への肩入れっぷりが表されています。何となく日本人的には(?)嬉しいものです(笑)。単行本にほとんど掲載されていないのが残念ですが。


3)スペイン親分とロマーノ
 スペインによる南イタリア支配がらみのネタのようです。実際のところ、スペインによる支配がどうだったのか、私はよく知りませんが・・・このスペイン親分は、ほんとにロマーノに尽くしてます(笑)!!でも、そのロマーノに捧げる愛が全然報われていない・・・というか。本当はちょっとは報われているのに、それに気がつかないところがとっても気の毒に思えてしまいます。・・・でも、親分ってば、ロマーノの気持ちに気がついてないけど、それでも大切にしているんだから、ほっときゃいいのかな(笑)。こんな二人も、傍からみてるとちょっぴり切ないのですが、やっぱり好きなんです。

 このほかには、ちびリス(ちびイギリス)とフランス兄さんとかも結構おもしろいですね〜!英仏はず〜っと仲が悪いようですが、反面、案外昔から縁が深いようなので、「ケンカするほど仲がいい」状態な気がします♪・・・実際のところはどうなんでしょうかね(笑)。

・・・こうやってみると、主役のイタリア・ヴェネチアーノへの感慨が全くない(笑)! イタリア、国としては好きなんだけどなあ。やはり、キャラクターとして、かげりの全くないヘタレって、私的には惹かれるところがないんだなあ・・・。


・・・最後に。各キャラアップです。 ・・・私にしては描き分け、がんばりました(笑)!! でも、描き終わってちょっと後悔が・・・
   1)イギリスの眉毛はもうちょっと太めがよかったかも???
   2)原作のフランス兄さんには前髪が存在してなかった!(いわゆるワンレン、って感じですかね・・・???)
でももう、今更直せません。。。




2011.07.19
2011.07.21 ちょっと加筆


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