イギリスくんのトレンチコート



 ヘタリアの原作3巻とDVD8巻に登場する、聖夜の英独サッカーエピソードが好きで・・・それで何となく、トレンチコートを着たイギリスくんを描きたくなりまして(笑)。またまた描いてしまいました・・・!(このエピソードで着てるのがトレンチコートかっていうとちょっと微妙ですが・・・)
 トレンチコートが、「塹壕戦」で活躍した軍隊用コートであったことは有名ですが、じゃあ、正確な作りって??・・・というと、よくわかりませんでしたので一応調べてみました。すると、1)肩にボタン留めのショルダーストラップ、2)襟元にチン・ストラップ、3)手首にストラップ、4)ウエストにはベルト、これには手榴弾などをかける金具付、5)右胸(肩)にストームフラップ、そして6)両腰のポケット部分は、スロット(筋状切り口)で、中の上着のポケットに手を入れられるようになっている・・・以上が、Wiki・・・に出ていた特徴。ついでに、袖はラグラン袖だそうです。・・・というわけで、一応、今回はフル装備で描いたつもりです。(ベルトの金具は、確か後ろ側だったと思うので、描いてません) でも、この絵だと、なんか襟元が寒そう(笑)。
 で。具体的な形状などで参考にしたのは、自分が初海外旅行で買ってきた、バーバリーのトレンチコートです。当然女性用だったので、最初左右逆に描きかけました(汗)。でも、さすがバーバリーのコート。女性用といえど、上記のトレンチの特徴は、ほとんど完全に踏襲されてて、感心しました・・・。

 初海外、初イギリスで購入したトレンチコート。・・・これには、ちょっと情けない思い出があります。とにかく初海外なものでしたから、いろいろ知らないことばかりだったんですよね。 
 まずは、このコートを買うときに、クレジットカードの限度額を超えて、支払いができなくなってしまったんです!当時、クレジットカードに限度額がある、という認識もなかった私。なぜカードが使えないかが分からず、カード会社に電話してやっと状況がわかったという・・・情けない状態。ほんとにバカでした(笑)。結局、ホテルから日本に電話して限度額を上げてもらいました。そうでないと、ロンドンでのホテル代も払えないところでした(汗汗)! でも、さすがバーバリー、親切でした。そのとき代金が払えなかったのに、イニシャル入れたりの注文を受けてくれたのですから!!
 このコートにまつわる次の失敗は・・・「別送手続き」。ライナーもいれるととにかく重い、このコート・・・だったので、別送扱いにしたのです。 別送品がある場合、帰国時にちゃんと申告しないといけないんですよね!ところが、そんなことも私は知らなくて。なので、忘れた頃に品物が届いたと連絡があり、それを受け取りに横浜の中央郵便局に出向いて、高い関税を支払った上で持ち帰りました・・・・・・。

 でも。そんなこんなで苦労して手に入れたこのトレンチコートなのですが・・・。結構ボリューム感があって、最近の流行とは合わないし重いし・・・で、どうも、最近あまり着ることがありません。もったいないな〜とは思うんですけど・・・。 おまけに、上に描いたように、やたらとパーツが多いので、ウチの近所のクリーニング店にだすといちいち部品代(ベルト100円とか、肩のストラップ50円とか・・・)とられて割高感が・・・。でも。やっぱり捨てられないですね。とりあえず大事にしたいとは思っています(笑)。

 ちなみに、ロンドンのバーバリーのお店ですが・・・最初行ったときは、リージェントSt.にありました。約10年後、再びロンドンに行った際には、少なくとも2回の引越し後みたいで、全然違うところにありました!!これにはびっくり!!!ガイドブックとも違う場所にあったので、たどりつくまでが大変でした(笑)。 最初に行ったお店は、なかなか風情があってよかったんですけどね・・・2度目のときは、その場所はThe Scotch Houseになってました・・・。

 最後に、毎度のことですが、アップも。 なんでたいした絵でもないのにアップも載せたくなるかというと・・・やはり小さい絵だと、自分ががんばった部分・・・特に表情の感じがつぶれてしまう感じがするんですよね・・・それで、ほぼ毎回のように、アップ版も載せてしまいます。・・・まあ、単なる自己満足ですが。





2011.10.03
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