ティベリウスのお誕生日に・・・
〜 書庫でのティベリウス 〜







ティベリウスは、ギリシャ文化好き、天文学好きな内向的な人だったそうです。
大人になってキレて家出した時も、家出先は、当時の学問の都のひとつであったロードス島。

ですから、きっと・・・読書でもしているときが一番幸せだったのかな〜、と思い、
今回は書庫で資料を眺めている絵にしてみました。


巻物状の書物・・・やっぱり横書きだから、本当は縦に広げていくんですよね、多分。
でも、何だか描きにくいなあ、と思ってましたら、システィーナ礼拝堂のミケランジェロの作品の中に、
巻物を横に広げている人物像をみつけました♪
だからきっと、資料とか図面とか・・・は、横書きでもOKかな?と思ってこういう絵にしちゃいました!
あれ??でも、巻かれた紙の外側を眺めてるよこれ。げ〜〜!今更直せない・・・
よくよくミケランジェロの絵を見たら、紙がクロスしてました。だから、見てるのは、ちゃんと巻かれた内側。
・・・まぎらわしいったらもう・・・(それより、見て気付けよ、自分・・・)
ああそうだ。きっと、自分で何か記すための紙を見定めてるとか、書物の傷みをチェックしてるとか・・・
そういう図です、きっと(苦笑)
このほか、巻物の端っこってどうなっているのか、それもよく分かりませんでした。紐はついているのか、
ついているとしたら
どういう風なのか、紙の端の処理の仕方は・・・などなど。
こういうのも、“ROME"をみればわかるのかなあ・・・


背景は、もともと描く実力もないし埋める気力もない、ということで、今回は写真を加工したものを利用しました。
ローマ文明博物館で当時の図書室の再現された部屋です。本棚の中がほとんど空なのはご愛嬌、ってことで。

でも、そもそも、ティベリウスの誕生日からもう、一月近く過ぎてますが(汗)



2008.12.14