アウグストゥスの共同統治者へ・・・ 

 

 


ティベリウス54歳のとき、アウグストゥスは彼に『最高指令権』を与えます。
これで、名実共に、アウグストゥスの共同統治者となります。
この頃、やっと、ティベリウスはアウグストゥスの信頼と愛を勝ち得た・・・のでしょうか。



さすがに50歳を過ぎると・・・やっぱり顔の皺も目立ってきます。
というわけで・・・とうとう描いてしまいました、口元の皺。
これが1本あるだけで、とたんにおじいさんになっちゃうんですから、コワいです!

今回は、2色の大理石の使われた、晩年?のティベリウスの彫刻を参考にしました。
もうちょっと肩幅広めのほうがよかったような・・・でも、もう直す気力はなし。
今回は、(珍しくも)わりと晩年の彫像をみながら描いたら
ほんのちょっとだけ顔に丸みが出たり、口元がさらに小さくなったり、目がやや寄り気味だったり・・・と、
いつもとちょっとだけ描き方が変わったような気がします。
顔を似せる、というところまではいかないのですけど・・・・・・。



で。
皺は、描くのは最後なんです。すると・・・やっぱり、皺のない顔のほうも残したい(笑)!
・・・と思ってしまうんです。

というわけで。
















おんなじ丸みをおびた顔なんですが、皺がないだけでなんだかかえって初々しいような
感じがしてしまうのはちょっと不思議。
あ、あとは、若いときのティベリウスは白皙の肌だったそうですから、肌の色は抑え気味にしてみました。
やっぱり、若いときの絵のほうが、楽しいなあ・・・・・・

それにしても、毎度背景に工夫がありません・・・
ドラマ“ローマ”をもっと見ると、イメージできるんでしょうけど・・・未だにちゃんと観てないもので。


 2008.6.7