Museum
009関連
 

☆イシュタル門
ペルガモン博物館(ベルリン・ドイツ)

   

  原作“イシュタルの竜”編ネタです!・・・。でっかすぎて全景が入ってません(泣)イシュタルの竜編では、ジェットたちがイラクでこの門と同じレリーフを見ていました(レリーフの一部は今でも現地に残されているようです)が、このイシュタル門は、 バビロン(イラク )ではなく、ドイツはベルリンの博物館の中!にあります。
   この門は、バビロニア王朝ネブカドネザル二世(紀元前605〜562年)により建造されたもので、バビロン市壁内東地区にある北の門であったそうです。このような 色彩釉が用いられているのは、第二建設期以降 のものだそうで、その下から、色彩のない第一建設期のもの(柄は同じ
ようですが)も発掘されています。このイシュタル門は、第三建設期のもの。もともとイシュタルの門は2重になっていたらしく、ここに再現されているのは小さいほうの門です。大きい方がどこにあるのか、現地なのか不明・・・(調査不足です。すみません)博物館で購入した資料には、“博物館に(再現するのに)十分な空間がなかった”という記述があったので、モノはベルリンにあるのかも???それでも、門の前には、“神々の行列街路”も再現されていて、こちらも圧巻です。ただし、幅は24mあったものが、8mになっているそうです。こちらも彩釉レンガがとても鮮やかで美しいです。

・・・こちらの写真などと稚作を、奈束さんのサイトに、ドイツ土産として押し付けております。
素敵なレイアウトに丁寧な解説付きです。是非ご覧ください!
(奈束さん、素敵に飾っていただいてありがとうございます!)

 

☆チェックポイント・チャーリー
(ベルリン・ドイツ)


     

 モチロン!原作は誕生編のネタ・・・。東西ドイツを隔てていたベルリンの壁を通行するための国境検問所跡です。左の写真は、東西ドイツ時代の西側から撮ったもの。右の看板は東側から撮ったものです。ハインリヒはきっとこの看板をみたんでしょうね・・・(涙)
 もちろん今はこのあたりには壁などなく、かつての東西ドイツの境も気が付かずに通り過ぎてしまうところがほとんどですが、かつてはここでたくさんの悲劇が生まれてしまったんでしょうか・・・。
 
と思っていたのですが、調べてみると、ここは主に連合国側の軍人と外国人用の検問所、という記述を発見。・・・そうすると、ハインリヒは関係ないの???それ以上調べていないので・・・謎です。

 ちなみに、この横に、壁博物館があります。(東ドイツの)人々が、様々な苦労、工夫をして壁を越えようとする様子の再現が印象深いです。これを見ると、ハインリヒとヒルダの逃亡劇も、そう突飛なものでもないように思えます。

 商魂たくましいのは、なんと“ベルリンの壁”の破片が、お土産品として売られていることです。鮮やかな落書きが施されたコンクリートの一部が、置物や絵葉書にセットされて売られています。

 


☆サグラダ・ファミリア聖堂
ガウディ(バルセロナ・スペイン)

     

  ガウディの未完の代表作。
なぜ、これがゼロナイネタ?・・・かというと。原作アフロディーテ編を思い出してください!NBGの保養所(笑)が、このサグラダ・ファミリアそっくりです!内装は、むしろガウディの他の作品(グエル公園とか、カザ・ミラとか・・・)に似ているようですが。

 サグラダ・ファミリアの建設が始まったのは1882年ですが、建築家がガウディに変えられたのはその翌年の1883年。ほかの作品で試した様々な建築的技法がこの寺院に採用されています。現在も彼が残した模型や設計図に従って建築が進められています。実際、クレーンがあちこちに見えます。まだまだ工事中。中はまさに工事現場。
 
こちらの面は、“生誕のファザード”で、唯一ガウディの生前に完成したファザードです。反対側には“受難のファザード”があり、これはガウディのデザインを基にしてはいるのですが、わりと直線的ですっきりしていて、だいぶ印象が違うように思いました。第三の“栄光のファザード”は、これから製作がはじまるとか。それぞれ、やはり担当した建築家の個性が現れるのでしょう。