6日目(11日)+ おまけ


** この日の観光?コース・・・というより帰り道 **

トレヴィの泉、再び  〜 街中の風景 ・ ピラミデ 


** 〜ヴェネト通り特集〜 **


トリトーネの噴水 〜 バルベリーニの噴水 〜 骸骨寺 〜 アメリカ大使館
 〜 ホテル・エクシルオール 〜 アウレリアヌスの城壁 


最終日は、午前中ちょっと時間があったので、お土産の買出しを兼ねた散歩に。
トレヴィの泉付近まで出かけました。今回一番のいいお天気で、人も少なく、なかなかよかったです♪
そして最後は、車の中からの風景。

せっかくなので、泊まったホテルのあったヴェネト通りの特集も作ってみました。


☆ トレヴィの泉・再び ☆

     はい。もう、今回に限らず何度も登場のトレヴィの泉です。今回は、3日目に解説してます。(こちら⇒
 まだ、午前中の比較的早い時間でしたので、人は比較的少ないですね。


☆ 街中の風景(タクシーから) ☆


 左の写真は、ピノキオが大量に売られているお土産やさん。そういえば、ピノキオって、イタリアの作品だったんだ〜、と、再認識。ある意味、今回唯一の009ネタともいえますね〜(笑)!注意してみると、結構、ピノキオのお土産もたくさんありました。
 右は、これまた何度目かの登場ですが、マルケルス劇場。

   


   チルコ・マッシモ(大競技場)の向うに、パラティーノの丘。ここから見えている遺跡はほとんどがセプティミウス・セヴェルス帝によるものだと思います。丘の壁面にびっしりとそびえているといった感じです。 
 この巨大建造物は、故郷(彼の出身は北アフリカ)からローマにやってくる人々に、皇帝の権威を見せ付けるという意味合いもあったようです。そういえば塩野さんによると、セヴェルス帝は、「故郷に錦を」を実行した、初めての皇帝だと。
(それまでの人は、故郷に眼をかけるのではなく、帝国全体を見ていたのに・・・と、やや否定的な見解でしたね〜)



☆ ピラミデ(Piramide) ☆


 ローマの街の南側、アウレリアヌスの城壁に作られた『サン・パオロ門』の隣にそびえている、いわばミニピラミッド。ミニ、とは言っても、結構大きく、1辺22m、高さ27mですよ。 これは、なんと、一般の方のお墓です(笑)。紀元前12年に没した、ローマ法務官で平民の行政官でもあった、ガイウス・ケスティウスの遺言に従って建てられたものだそうです。

 当時は、街道沿いに、いろいろと趣向を凝らしたお墓を建てるのが流行っていたそうです。現代とは異なり、亡くなってもこの世の人たちの近くにいたいという思いがあるようですね。また、生きていた人たちも、死者を忌み嫌う、ということはなかったのでしょう。街道沿いに並ぶ様々なお墓は、街道を行く旅人の休息場所にもなっていたようです。


 ここで、ローマの街ともお別れです・・・。
   


 郊外で見つけたお店。左側には、ZEN (禅) GARDEN、右の看板には、BUFFET SENZA LIMITE /  CUCINA CINESE GIAPPONESE THAILANDESE  と書かれています。おそらく、中華と日本とタイ料理食べ放題のお店ではないかと・・・。 ちょっと、どんなお店なのか、興味ありますね〜(笑)

 

 その後、空港に到着。免税手続きをしようと思ったら、前に中国人の団体さんが。しかも、皆書類の量もハンパない!! ・・・結局、ものすごい時間がかかり、免税店での買い物もほとんど出来ませんでした。・・・残念。皆様、免税手続きは余裕を持って・・・!です(涙)。




☆ ヴェネト通り(Via Vittoria Veneto) ☆


 今回泊まったのは、ヴェネト通り沿いにある、「Hotel Majestic」でした。実は、十数年前のハネムーンの時に泊まったホテルなのです♪ この通りは、ローマの中では比較的落ち着いていて歩きやすいですし、案外見所もあります。


 まず最初は、ヴェネト通りの南の起点、バルベリーニ広場(Piazza Barberini)です。この広場の中心には、ベルニーニの『トリトーネの噴水(Fontana del Trirone)』があります。これは、トラヴェルティーノ製、1637年の作品だそうです。

   

 そして、ヴェネト通り入り口の右側にも小さな噴水が見えます。これは、『蜂の噴水(Fontana delle Api)』で、やはりベルニーニによる、1644年の作品です。こちらもトラヴェルティーノ製。 ちなみに蜂は、ベルニーニのパトロンでもあった、バルベリーニ家のシンボルで、紋章にも使われています。

   

   ヴェネト通り沿いは、どちらかというと、ちょっとお高めなリストランテやトラットリアが多いです。でも、中には比較的庶民的なお店もあって、そういうところにはよく通いました(笑)!
 これは・・・入ったお店ではなかったと思いますが・・・通りのお店の入り口のディスプレイです。それぞれに、特徴のあるディスプレイがされていました。日本みたいなサンプルはないですけどね(笑)!!
 こちらは、通称『骸骨寺』。正式名称は、『サンタ・マリア・インマコラータ・コンチェツィオーネ教会(Santa Maria Immacolata Concezione)』と、いうそうです。1626年、カプチン派の枢機卿A.バルベリーニの依頼でAntonio Casoniが建てたものだそうで、地下のお堂に約4000体もの修道僧の骨が収められているのだとか。収められて・・・というか、骨で綺麗に装飾されているみたいです。私はこれまで中に入ったことはありませんが。・・・なんだか想像するとちょっとコワいですが、もう、「遺体」とかいう感覚もなくなるのかもしれません・・・。 ・・・確か、塩野さんの本でも触れられていたと記憶しています。   
  
 こちらが、泊まっていた『Hotel Majestic』です。団体さんがほとんどいない、というところが、特に◎♪    
    
    こちらはアメリカ大使館。確か、近所に日本大使館もあったと思います。 

 こちらは、『ホテル・エクセルシオール』。最高級のホテルで、映画の舞台にもなった・・・らしいです。私は知りませんが(笑)。
 ハネムーンのときの半日ツアーの集合場所が、このホテルのロビーだったので、一度だけ足を踏み入れたことがあります(笑)。 とにかく豪華〜〜!!・・・だった、というかすかな記憶だけがあります・・・。
    

 そして、ヴェネト通りを上りきると、アウレリアヌスの城壁につきあたります。ここにあるのが、『ピンチアーナ門』。
 ちょうど、修復中でした。そして、門の手前には、新しい地下鉄の駅みたいな入り口ができていました。・・・こうやって見ると、ローマも少しずつ変わっていっているんですね!!


 さあ。これで、本当におしまいです。・・・いや、ほんとに長かった・・・(苦笑)。 旅が、じゃなくて・・・ここまでたどり着くまでが。やっぱり、ダラダラするのはよくないですね。・・・反省。

でも。・・・ここまでお付き合いいただいた方々、本当にありがとうございました。



2011.08.06  

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