☆ 地下宮殿(Yerebatan Sarayi) ☆
宮殿、と言われていますが、これは古代ローマ時代の貯水槽です。数年前にも訪ねたところなので、まずは数年前と同じ解説を。
この貯水池が作られたのは6世紀だそうで、当時は裁判所なども入った公会堂の地下だったようです。水は、黒海に近いベオグラードの森の水源から引かれました。柱の数は全部で336本。高さは8mで、約8万立方メートルの貯水が可能だったそうです。
カメラの性能が数年前よりよくなっているので、薄暗い内部の写真が、前回よりは結構綺麗に撮れているように思います。ですが、一応、前回の記事へのリンクも貼っておきます。こちら→
そうそう、ここ、数年前(2019年2月現在から)の映画の舞台にもなりましたね。映画では、結構水が満々と湛えられていましたが、実際にはそれほど水位は深くなさそうです。ほとんどないところもありますしね。
では、ご覧ください。。。
「地下」宮殿、なので・・・当然。地上からは見えません。入り口は、こんな、小屋みたいなところです。 |
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入り口から階段を下り、貯水槽内部に入ります。天井は、こんなアーチが見えます。天井はレンガ造りですが、柱は花崗岩がほとんどだそうです。柱頭は、コリント式かな~と思ったら、ガイドブックには、「ビザンチン式」と書かれてました。草の葉を思わせる浮彫が付いているのが特徴だそうです。 |
現在は、水は、そんなに深くありません。そして、こんな暗いところですが、魚が住んでいます! 魚の種類は不明。。。 |
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この辺は、一番上の写真を撮った位置(入り口側)から見ると左奥方向になります。この先に、特徴のある柱がいくつかあります。 |
中には、特徴的な柱がいくつかあります。まずは、涙目の円柱。目玉のような浮彫と、濃い緑色が特徴。この目玉は、イスタンブールのお土産、ナザール・ボンジューを彷彿とさせます。
こちらは、イマイチわかりませんが、珍しくも四角い柱。
こんな風に、特徴的な柱はライトアップされています。まあ、結構、再利用されているものもあるのだと思います。 |
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そして、続いてはメデューサ。メデューサは、古来魔除けとして門柱などに据えられることが多かったそうです。ここでは、柱の土台部分に、メデューサの顔が使われています。ガイドブックによると、「一説によると、皇帝が当時石材を調達した黒海沿岸のカルケドンの町の城壁にあったものとか」。
メデューサは2つあり、ひとつは横向き、もう一つは逆さまに設置されています。まずは、横向きのほうから。
続いては、逆さまのほう。 この辺りは、メデューサをよく見せるために、水が完全に抜かれています。奥には、横向きのメデゥーサも見えますね。
続いて、入り口から向かって右側の方に移動します。右側は、こんな風に根本が太くなった柱が多くみられます。
入り口付近から、右側の方を撮影したものだったかと思います。(もう、ちょっと記憶があやふやです) この辺も、魚が良く見えます。
☆ ショッピングモール?屋台?? ☆
ブルーモスク近辺の広場の外れに、こんな感じの屋台の列がありました。常設なのかどうなのかは、よく分かりませんでしたが、そこそこたくさんのお店が並んでました。いろいろなお土産が売られてましたね。私はバラ水と、ガラスのペンダントトップをお土産に買いました♪
まあただ。こういうところ、ことごとく、アルコールの販売は、ないですね~。
これにて、イスタンブールの旅、最後の観光、終了です。
2019.2.23
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