ヘクトルとアンドロマケの出会い

 




 tamaさんの詩を拝読して、何となく妄想が膨らんでしまって描いたもの。 

 “イリアス”でも、”トロイ”でも、二人は、すでにいい夫婦になってしまって、息子までいるので、二人のときめくような思いなんかは語られることがありません。(もちろん、お互いへの愛は十分に感じられるのですが♪)ですが、この二人にも当然ときめく出会いはあったはず。tamaさんの詩は、そんな出会いのシーンを生き生きと描き出しています。tamaさんの詩は、弊サイトにいただいております。 → こちら 



 tamaさんとちょっと異なるマイ設定ですが
・・・
まだ少年の面影を残すヘクトルが、馬に乗って、町外れに出かけたところで、偶然にアンドロマケと出会ってしまう、と、そんなイメージで描いてます。(馬が描けないので、省略しています)

 その後・・・ず〜っとお互いを思ってすごしているけど、遠距離恋愛の上ヘクトルは晩熟なのでなかなか思いが伝わらない。リュサンドロスあたりがキューピット役をかってでるとか(笑)
 パリスは、様子の変なお兄さんを見てなんだか面白くない。で、馬でも盗んで“僕を愛してる?”とかのたまう(笑)。

 アキヘク、パリヘクなどの作品は数多く見ることが出来るのですが・・・・・・残念ながら、正統派のヘクマケは、あまりお目にかかることがありません。(涙)なので、いつか、ヘクマケ話、書いてみたいものです・・・。